JMC作品展中止〜「うな吉」サミット |
『私はJMCへ第1回目から出展参加したり、またコンテストにも応募したことも有り、この22年間ハセガワさんには、消費者と言う立場ですが大変お世話になったと感謝しています。
ところでこのJMC作品展の休止で、大概の皆さんのコメントはハセガワ主催のイベントの復活です。
ハセガワがイベントを行うには企業としての目的が存在するはずです。その成果が見え無くなっているのかもしれません。
モデラーはモデラーで求めているもののベクトルが違ってもいう様にも見受けられます。
モデラーもJMCをハセガワが行うイベントと言うことから離れて、モデラー自身がJMCと同様なイベントを欲したとき、どのようなイベントになるのか自問し、その結果を何らかな、イベントが必要とされるのなら、自らの自力で開催されては如何かなと思います。
JMCが開催されている時は、モデラーはその催しのあり方に多くの注文をつけ、無くなれば復活を望む。
私はモデラーが手を携え、自力本願でイベントを開催することを模索したいですね。それはこれまでモデラーを育んでくれた、ハセガワへの感謝の表れとして。』
さて、今年開催されたのなら23回を数えることになったはず。
静岡ホビーショーモデラーズクラブ合同展が今年で24回目となっています。その合同展も一般公募で参加出来る様になったのが2回目から。
その点から見れば、静岡ホビーショーモデラーズクラブ合同展の一般参加とJMC作品展は同じ年にスタートしたと定義出来ます。
静岡ホビーショーのモデラーズクラブ合同展示会が始められてほどなく開催されていて、モデラーのサポートを企業が行うことで、モデリングの世界をよりよきものにしていきたいという狙いだったと推測できます。
私は静岡ホビーショーモデラーズクラブ合同展には2回目から、JMC作品展には最初から参加し、双方の開催を欠かさず見てきました。
当初はコンテストへの出展もクラブ展示も今から比べれば規模の小さいものでした。
それが、年を重ねるごとに大きくなってきます。それはモデラーが随分育っている環境になっていることを実感しました。
静岡ホビーショーモデラーズクラブ合同展ではクラブ単位の出展が条件なので、その為に多くのクラブも誕生しました。
勿論それ以前から多くのクラブが存在しています。そこへきてそれまで個々で愉しむ世界だったのが、モデラー同志で手を携え愉しむ世界へと変わって行った様に思えます。
そのような趨勢も有って、クラブ間の交流も増え、クラブが手を携えて開催する展示会も増えました。
それらの結果を見ていると、静岡ホビーショーモデラーズクラブ合同展やJMC作品展のおかげでモデラーが随分育てられたと感じています。
そのことでは静岡模型協同組合さんやハセガワさんには大いに感謝するところです。
さてJMC作品展が中止になったことで、年末の締まりが悪くなったと思ったのは私一人ではなさそうです。
さりとてハセガワさんへJMC作品展の復活を望むだけでは、これまで育ててくれたハセガワさんへ対しては如何のものかと思います。
実はリアルスケールモデラーからは、JMC作品展が、いつ中止になってもおかしくないよねと、何となく予感していました。それは趨勢がリアルスケールモデルから、キャラクターものへ、シフトして行っていることを感じていたからです。
すでにリアルスケールモデラーは「絶滅種」といわれています。確かに年齢層は高齢化し、メーカーにとって肝心な購買力も縮小してきているでしょう。
絶滅してしまうかもしれないリアルスケールモデラーもこれまで育ててくれた感謝の気持ちと、「絶滅種」を絶滅させない為にも久しぶりに立ち上がります。
その呼びかけをフェイスブックで上げました。そしてその輪を広げたいと思っています。
『「絶滅種 」の皆さん、起きましょうか!
久々に起きますか、Tさん、Fさん、Hさん、Sさん、Nさん、Fさん、Yさん、Gさん、Sさん。
JMC作品展中止の情報が、モデラーの間で話題にはなっています。しかしながらハセガワさんの手による復活を望む声ばかり、これでは「絶滅種」は座して終焉を待つばかりのような気もします。人生経験豊かな皆さんの知恵と行動力で、昔、一働きしたころを思い出し、今一度「絶滅種」の華を咲かせますかね。
また最近若くてこの「絶滅種」の仲間に加わっている仲間もいることだし、「絶滅」しないように、「絶滅種」の後継者を育てるということで。
ということで、静岡詣での際「うな吉」サミットで如何ですか。』
静岡ホビーショーの会場でモデラーの手によるJMC作品展を模索ます。前向きに取り組めるようだったら、また皆さんにご提案させて頂きますので、その折には宜しくお願いします。