「GO FOR BROKE」制作記 |
題材は日系二世の第422連隊戦闘団の兵士とドイツ653重戦車駆逐大隊第1中隊が遭遇したシュチエーションです。
1944年6月イタリアローマ郊外。
モンテカッシーノの戦いを終えた、日系二世ハワイ第100大隊を第422連隊戦闘団へ吸収させローマへ向けて進軍したころを背景としています。
まず全体構想の一部のとあるシーンをフィギュア2体で再現しました。
フィギュアの制作
日系二世のアメリカ兵とドイツ国防軍戦車兵。
アメリカ兵は体を少し小さくし、形を少しいじります。
フィギュアのパーツ構成
基本塗装を終え、一旦クリアーでコーティングします。
塗装は下地にクレオスのラッカー塗料で塗装し、ファレホで色付けをします。
クリアーで塗装して、下地を保護しエナメルで墨入れを行います。
その後今度はつや消しクリアーを塗装して、ウェザーリングを行います。
仕上がったフィギュア、アメリカ日系二世兵
仕上がったフィギュア、ドイツ戦車兵
ヴィネットベースを化粧額材の上にバルサ材でスカートを作り、トップにシナベニアで蓋をします。
舞台は木粘度をならして乗せます。
スカートには天然木シートを貼り、木工用ニスを下地に塗って、その上に塗装します。
舞台には、背景が判る様に、キャタピラー、草、小石を取り付けます。
土の部分は木粘度の上にクレオスラッカーで塗装して、ファレホでグラデーションをつけます。
二人の兵士の表情
このフィギュアのヴィネットを、明日の関西AFVの会へ持ち込みます。展示させて頂けるかどうか判りませんが、優れた作品と並べさせて頂くと、自分の技量の課題が見えてきます。
それを糧に次への挑戦となりますね。