タミヤ1/32P-51Dマスタング制作記11 |
主翼前縁の接合部を擦り合わせ、僅かパテ補修をして、サフェサーをパテの痕跡の有る部分に筆でタッチアップしました。補修の場合サフェーサーはごく一部に使用する様にします。
ラジエターインテークの左右接合部の補修も行いました。
脚柱に墨入れを済ませ、注意書きのデカールを貼りました。
脚柱の注意書きは結構ポイントですね。
使用するキャノピーに付いて触れておきます。
キットには3種類のキャノピーが用意されています。
一つはクリアー部分の左右にバルジのない物。
残りの二つは左右にバルジの有る物です。
そのバルジの有る二つですが、一つは後部にかけてなだらかに膨らみの有るタイプ。もう一つはなだらかな膨らみが少なく、後部でラインが僅かに折れているタイプ。
さてどれがどれなんだと言うと、バルジのないタイプは初期の型に使用されたタイプで、キットのマーキングではドーサルフィンのないタイプに使用します。
残りの二つの違いはファクトリーの違いです。
大きなキャノピーはイングルウッド工場製に使用され、膨らみの少ないタイプはダラス工場製の機体に装備されました。
見分けはシリアルナンバーで確認出来ます。
Big Beautiful Dollのシリアルナンバーは472218となっています。
工場に振り分けられたナンバーのうち44-72027/72626の中に含まれます。これらの機体はノースアメリカンモデルナンバーがNA-122で、このNA-122はイングルウッド工場製となります。よってキャノピーはふくらみの大きなキャノピーで、キットパーツN-1を使用します。