タミヤ1/32 P-51Dマスタング 制作記1 by T・Fujimoto |
キットは評判のキットで、前キットのスピットファイヤー同様ミュージアムモデルの様相をしています。
子どもの頃このようなミュージアムモデルとなるキットが欲しいと思っていました。そのきっかけはレベルの1/32のファイターシリーズだったのかもしれません。
キットは成形技術が進歩し、大概の形がインジェクション化できる様になったのでしょう。設計者とて開発段階で夢を描いていると思います。パーツの納まりを見るとき設計者の思いが、形になっているのではないかと感じますね。
そしてなにより各パーツのフィットネスが良い事は、制作するモデラーのモチベーションをあげます。
一つ一つのセクションで部品化して行く時に、そこそこで満足感も得られます。
この評判のキットは、国内外ともによく売れているようで、やはり良い商品はユーザーに認めてもらえているのだなと思えますね。
さてこのマスタングは「Big Beautiful Doll」WZ☆I Col.John Landers乗機に仕上げようと、別売デカールが発売されてから制作に掛かろうと控えていました。年末にEagleCalsのデカールが手に入ったので、UAMC横浜から帰ってきて制作を始めました。
セクション1
早速エンジンの組み立てから入ります
組み立て説明図には、丁寧にゲート部分のカットが記載されています。
H20のパーツはエンジンが組み上がって前後に飛びだします。その先端を下手に触ると痛める可能性があるので、注意してとりあつかいます。
つい忘れがちなのが内側からピンバイスでの穴空け。
セクション1の完了
セクション2
エンジン本体にシリンダーやギアハウジング等を取り付けます。
セクション3、4
スーパーチャージャーとインタークーラーの組み立て
セクション5
オイルタンクの組み立て
オイルタンクと隔壁を組み立てます。オイルタンクを張り合わせ、パーツにインテリアグリーンを塗装して、バンド等のシルバーを塗装して形にします。
塗装を行った工程では、その段階で墨入れや、ウェザーリングを行います。
セクション6
エンジンの各セクションで形にした部品を組み上げます。
セクション7
計器板の組み立て
この辺りから、マーキングの違いによって取り付けパーツの選択が出てきます。
セクション8
シートベルトの組み立て
セクション9
シートの組み立て
シートもパーツ段階で塗装して組み立てます。
セクション10
シート後部防弾板の組み立て
防弾板はインテリアグリーンと黒で塗り分けます。インテリアグリーンを塗っていて、マスキングして黒を塗装します。
画像は他のパーツと併せてとそうしているところ
このセクションではデカール貼りが有ります。
背面
防弾板にシートを取り付け
セクション11
コクピットの組み立て
パーツのD23は先にインテリアグリーンを塗って、燃料タンク部分を黒に塗りました。その上で、
床板の塗装指定が黒になっていますが、実機資料等ではベニア張りの機体も有り、それを参考に床板にベニア模様を描きました。
フットペタルの足掛かり部分には金属版が貼っているので、それをアルミテープで再現しました。
セクション12
コクピット後部の組み立て
無線送受信機の組み立て
セクション13
K-14ジャイロ式射撃照準器
小さな部品ですが各パーツを丁寧に塗り分け組み上げます。
L13のパーツの裏はシルバーを塗っています。
セクション14
計器版カバーの組み立て
此処でもマーキンの違いで、パーツ構成が違ってきます。
セクション15
エンジンの取り付け
これまで制作してきたコクピット本体にエンジンを取り付けます。
今回は此処までで、次回は胴体のインテリア部分から制作途中を掲載して行きます。