モノグラム1/48P-40B-2 |
何せ古いキットなので、各部に多少ながらもディテールアップが必要です。
機首のラジエターインテークが、キットではほぼ塞がれた状態。
そこで、インテークダクトが再現されている他のキットから流用して、手を加えます。
ダクト内の仕切り版を作り直し、筒状のラジエターの先端を取り付けます。
ダクト内は先行して塗装を済ませておきます。
主脚収納庫もがらんどうなので、仕切りを設けます。
実機は箱状に主翼上面のリブが見えるのが基本構造ですが、脚収納部分にキャンパスを貼付けているので、キットのがらんどう状態のところプラ板で仕切りを設けます。
脚柱格納部にプラ板で仕切りを入れます。
今日は戦意高揚の為に「加藤隼戦闘隊」(飛行六十四戦隊)を観ました。戦中の映画なので実戦映像がふんだんに使われていて、飛行機モデラーとしてはふんだんに愉しめます。
加藤健夫戦隊長に藤田進が主演しています。
冒頭に九七戦の戦列が並び、以後主に1式戦、爆撃機に九七重爆、敵方の主な戦闘機はバッファローやP40Eウォーホーク、ハドソンなどの実機が登場したりします。また特撮シーン(円谷英二)も迫力満点でしたね。
さて制作中のP-40Bは加藤隼戦闘隊と干戈を交えたフライングタイガースの機体の予定。
1式戦は随分以前に、まだ純粋なスケールモデラーの為の雑誌だったころのスケールアビエーションに掲載された作例です。(隔月刊スケールアヴィエーション2003年7月号)