エレキ堂 |
今日もその集まりに参加してきました。
エレキ堂が店を閉めてからも、関西のショップ事情もいろいろと変化しています。
ところがエレキ堂の存在は一つ違った世界があって、今日もその話に盛り上がっていました。
店が閉店なったときエレキ堂の存在がどのようなものだったのか、「ジェットストリーム」のアーティクルに掲載していた内容をこちらに再録します。
もうエレキ堂の様な店が出現する事は期待出来ませんが、仲間内で語り継がれるのかな。
『今はなき幻の名所「エレキ堂」』
大阪に「エレキ堂」と言うお店がありましたが、十月末日をもって閉店になりました。
近郊のモデラーは随分お世話になりました。
また仕事帰りにサラリーマンモデラーが立ち寄る楽しめるお店でもありました。
残念ですがその思いをここに掲載します。
「エレキ堂」ありがとう。
モデラーの為の中古プラモやさんこれまでありがとう。
プラモの全盛期が過ぎ中年以上のおやじのささやかな趣味「プラモデル」
いつのころからか中古プラモが市場を賑わす。
さらに昔を忍ぶ思い出の玉手箱としての古いキットとパッケージ
フタをあけるとあのころのその時を思い起こさせる匂い。
プラモから遠ざかりまたいつの日か舞い戻ってきたプラモは
既に子どものころのように作り遊ぶおもちゃには遠く
またあのころのようにも作れずコレクションとして手の中に。
「エレキ堂」はそんなおじさん達にささやかな価格で
玉手箱をプレゼントしてくれたお店。
途切れる事無くプラモをしてきた現役モデラーにとっても
中古キットは素材として欠かせないもの。
そんなキットがいつの日かプレミヤを付けられ
投資的に扱うお店が出現し
現役モデラーにとって中古キットは縁遠くなりつつなったその時
「エレキ堂」は現役モデラーの助人して大阪は心斎橋にさっそうと現れ
現役モデラーは喜んで足しげに仕事帰りに通ったもの。
ちょっと待てば欲しいキットも手に入り、
コレクターにとっては難ものもモデラーにとっては嬉しいキット。
そんなキットを安くボランティアのようにしてくれたお店があった事を
忘れられないためにメモリアル。
「エレキ堂」に通った人は皆感謝の気持ちで一杯、
同じ店があらわれる気もしない、
いつの日かおじさん達がまだモデラーを続けていられる迄に、
もう一度「エレキ堂」に行ってみたい、もう一度「エレキ堂」に。
ありがとう「エレキ堂」。